美容院で生える、笑えない失敗

返金という形について

美容室での施術による失敗について、手直しをしてもらうよりも実際に返金してもらうことは可能なのかと思う人もいるだろう。施術してもらった美容室に対して返金を求める、手段として考えるならそれも1つの方法だ。美容室の雰囲気がそこまで嫌い、担当してもらった美容師さんに対してそこまで嫌悪感をむき出しにするほど相性が良くないと感じることもないのであれば、返金よりも手直しをしてもらう方向で進めてもいい。返金してもらえれば手直しをしてもらう際、別の美容室へいけるだけの費用を捻出できる。社会人にはそうでもない値段かもしれない、しかし学生となればお金を出すのが難しい人もいるため、金銭をきちんと返してもらった場合もある。

美容室としては納得してもらえなければ返金してもらうのも手段の内だ、個人で経営しているような店では返金対応を受けてもらえるかどうかまでは正直定かではない。ですが大抵の美容院では顧客のそうした要望に答えるのは義務となっているため、返金や手直しなどを求める対応については間違っていることはないという点だけは理解しておこう。返金してもらうだけでも一々美容室の対応や美容師さんの反応を伺ってしまうという人もいるかもしれないが、だからといってなにもしないで泣き寝入りを決め込むのも精神衛生上あまりよろしくはないと思う。考え方次第という部分もそれなりに強く出てしまっているが、どうせならはっきりと言いたいことは行った方がいいだろう。

返金や手直しに対して反応

返金・手直しを求める時誰もが気になるのは、顧客の要望に対する美容院側の反応だと思う。正直気にする必要もないだろうと思うのだが、なかなかそうもいかないものだ。ここが日本人らしいところだという点にも繋がっていく。文句を言っては失礼に値するという風潮でもあるのかどうか知らないが、誰しも苦情に対して店側の露骨すぎるくらいに対応されるのではないかという、恐怖はあるはず。それこそ先に紹介した施術してもらった髪型に対して、殆どの人が強気に出ることもなく手直しをやんわりと求めたり、最悪泣き寝入りという形に収まってしまう人が多い傾向にも繋がる。

では実際、美容室としてはどのように感じているのかというのを調べてみると、案外気にしていないというのが大多数の意見として見られる。むしろ文句を言われれば言われるほど、何をどのようにして注意すればいいのか、という点を意識して施術できるからいい刺激になると考えている美容師もいるというのだ。こういう前向きな人に当たればいいのだが、中々そうも行かないだろう。ですが苦情を告げるのは別に悪いことではない、素直に駄目だと感じるところがあればそれは美容師自身の成長にも系譜し、いわば美容室としてのポテンシャルを高められるためむしろ言いたいことがあればドンドン言って来て欲しいと答えているくらいだ。

ただ冷静になって考えてみると、最初から失敗しなければ不満を持つこともないし、不要な怒りを抱くこともないため美容師さんには失敗してほしくないところだ。失敗しないためにはやはり顧客側がしっかりとリクエストするように心がけるのも手段だということは忘れないようにしよう。

リピーターになる?

手直しや返金を求めてきた顧客に関してはむしろ好意的に見ているのが美容師業界となっているが、それはどうしてだろうか。というのも、業界の特性上として手直しに来た顧客に限っては常連のお客さんとして、長い付き合いになるという目測が立てられているという。最初こそ施術に失敗したものの、そのご手直しに訪れた際には納得できなかった部分を直してもらうために美容師さんに要望を告げる。この時美容師さんの心内としては失敗したから次は成功させるという気合が入り、さらに納得してもらうためにも満足のいく髪型にしようと張り切るというのだ。

そんな苦情によって再度訪れた人が毎回来てくれるという事実、これは美容室としては有難いの一言に尽きるという。確かに客商売の場合、とにかく来店したお客さんが満足できるよう最善の努力を勤められる。またそれ以上に、美容師自身としても自分の未熟さ故にこのような問題が発生していたと自覚出来るというそんな一面もある。こう言ってしまうと顧客を実験的に扱っているように取れるかもしれないが、美容師さんとしてもとにかく場数を踏まなければ一人前として認められないことも関係して、苦情を訴えてくれれば技術的なところで不足しているところを見つけられるという、側面もあるのかもしれない。

こうなってくると

上記に記した内容は全ての美容室に当てはまるわけではない、中には返金対応にも応じなければ、手直しもしないと断言しているところもある。ミスを認めたくない、起こるはずないという確信でもあるのかもしれないが、実際に問題として発生した場合には然るべき対応方法としてはあまり褒められたものではない。

つまり、苦情を訴えてそれに対しての反応を見るだけでも美容室として見込があるのかを推し量れる材料という風にも分析できる。